〜高知・足摺岬〜
(2008年9月22日)

昨年の国道197号走破から約1年。四国には御無沙汰していたわけですが、再び行ってみることにしました。目的地は四国最南端の足摺岬。台風情報ではお馴染みの岬も関西からは遠い存在。今回、日帰り(24時間)というリミットで高知・足摺岬を目指します。ショートトリップ(日帰り)第2弾。

1.高知エクスプレスで高知へ

日帰りとはいっても、関西から午前に出発して当日中に帰ってくることは困難です。そのため、前日夜からの夜行バスで高知まで行ってそこからスタートすることにしました。バスはJRバスの高知エクスプレス号です。京都・大阪・三ノ宮〜高知・須崎を結ぶ高速バスです。昼間も走っていますが夜行便もあります。

久々の夜行バス。いつもは東京往復のときに青春ドリームを利用する程度です。高知エクスプレスは3列独立シート。青春ドリームのような詰込みとは違って余裕があります。

今回、疑問が一つありました。この路線、昼行便では片道4時間ほどで到着します。夜行なら午前4時ごろに到着してしまうのですが、こんな時間に路頭に放り出されても困ります。到着は午前6時。空白の2時間はどうなっているのだろうか? 運転手に聞いたところ、徳島で2時間ほど停車させているんだそうです(曰く「運転手も休憩しないと」とのことですが)。午前2時くらいから2時間ほど揺れも無くしっかり寝ることができるというオトク(?)な路線でした。

高知エクスプレス
高知エクスプレス

室津PAで休憩
室津PAで休憩・3台で併走してます

高知駅(1)
高知駅(1)・ユニバーサルデザインだそうな

高知駅(2)
高知駅(2)・2階ホームは電化されてないのでディーゼル車が走る

2.高知散策

午前6時。高知駅のバスターミナル前には公衆トイレがあり、ここで歯磨きや洗顔を済ませました。キオスク(5時40分から営業)で朝食を取っても、レンタカーの営業時間まで余裕があります。そこで、高知市内を少しだけ散策しました。

高知の有名な「がっかり遺産」として有名なはりまや橋。駅から南に10分ほど歩いたところにあります。江戸時代に播磨屋と櫃屋を結ぶために作られた橋なのですが、現在は堀は埋め立てられ、単なる道路になっています。でも、脇には当時を模したミニはりまや橋がありました。水も流れていて雰囲気を醸し出しています。

はりまや橋
はりまや橋

高知の市電
高知の市電

3.高知から足摺までの道のり

今回、マツダレンタカーのキャロルで走ります。計画では高知から足摺まで3時間といったところだろうと思っていたのですが、実際は遠い遠い。カーナビに登録したルートでは到着予定が5時間後。そんなんでは帰ってこれません…。カーナビの時間予想はアテにならないことも多いので飛ばせば短くなっていきます。

まず高知市内は渋滞が多い。市電と併走する国道32号・33号は慢性的。市電があるせいで車線が少なく、また駅の安全地帯付近では車線が曲がるのでスピードも出ないのです。エコシステムとして市電を復活させる動きが全国的にあって、個人的にもよいかと思っていたのですが車を運転する立場からすると鬱陶しいことこの上なく、路線バスを電気自動車にしたほうがよっぽどマシですね。

高知市を出て伊野ICから高知道へ。須崎東までの約30キロは快調に飛ばしました。須崎は去年の国道197号でも通過した市です。今回は197号には曲がらずに、国道56号で南下します。須崎から先は高速道路が無いのでひたすら一般道です。

この時期、道路工事が点々と行われていてトラックも多い。これが法定速度しか出ないものですから後続車両はちょっとイライラ。カーブで追越禁止の場所も多いのですが、それ以外では数回ほど追越しました。そんなんですから途中の街など目もくれません。

最近のカーナビの偉いところは、運転手の疲れによる事故を防止するためか、「そろそろ2時間が経ちました。休憩しませんか」などとご丁寧にアナウンスしてくれます。いや、休みたいしトイレにも行きたいのですよ、でも時間がねえ・・・。

4.足摺岬

そうやって足摺岬に到着したのが12時前。ほぼ3時間半かかりました。帰りのことを逆算すると1時過ぎには当地を出発しないといけないです。日帰りは大変だなあ。

足摺岬はNHK大河ドラマ「篤姫」で目下話題となっているジョン万次郎ゆかりの地。岬には万次郎の銅像も立っています。連休だからかドラマ効果からか、俄かに観光客が多くいました。

浜中万次郎像
浜中万次郎像

足摺岬灯台(1)
足摺岬灯台(1)

足摺岬灯台(2)
足摺岬灯台(2)

5.足摺テルメ

せっかくここまで来て、灯台だけ見て帰るのも勿体無いので、近くの国民宿舎「足摺テルメ」に寄りました。このあたり、あしずり温泉郷と銘打って温泉が出るようです。この足摺テルメでは日帰りで入浴できます(700円)。露天風呂からは海が一望できて、とてもリラックスできました。週末の台風・前線が去り、今日はカラッと快晴。山道なので車のエアコンも切っていたので結構汗をかいていましたが、温泉でさっぱりできました。

ついでにテルメで昼食。定食は750円と安かったです。

足摺テルメ
足摺テルメ

レストランからの景色
レストランからの景色・露天風呂からも同じ景色が見えます

日替わり定食
日替わり定食

6.足摺黒潮市場

高知まで一本道というのもせっかくなので足摺黒潮市場に立ち寄ります。ここは漁港で取れた魚などを売っている市場ですが、新鮮な魚を使った食事処もあります。けっこうお客さんがいました。

足摺黒潮市場
足摺黒潮市場

7.一路、高知へ

来た道を逆に辿って高知に向かいます。こちらもすっ飛ばしました。安全運転を心がけましょう。

8.そしてイチヤへ

高知といえば無類の永久低位株・イチヤです。まだ潰れずに残っています。今回は閉店セールで度肝を抜かれることはありませんでした。相変わらず店内は賑わっていなかったですが、ワイシャツとネクタイを購入。これほどダメ企業想いの株主も珍しいと自画自賛しておきます。

イチヤ
イチヤ

9.レンタカーを返却して高知駅へ

今回の走行距離は321キロ。ガソリンは17.14リットルでした。ガソリン代@177円。ガソリン税を払っているのですから、須崎から先の高速道路を作っといてください。

10.再び高知エクスプレスで神戸へ

帰りは18:20の高知エクスプレスで三ノ宮へ。約4時間。寝たり本を読んだり。さんざん走ったあとのビールは美味しいです。

帰宅したら関西汽船の株主優待券が届いていました。

ビール
ビール・4時間で1缶じゃあ足りないですね

旅のノート

9/2123:44三宮→高知(06:08) 高知エクスプレス
9/2208:00マツダレンタカー
 11:45足摺岬
 12:30足摺テルメ
 17:15イチヤ葛島店
 17:45マツダレンタカー(返却)
 18:20高知→三宮(22:15) 高知エクスプレス