〜北海道・道北&道央〜
(2007年6月23日〜26日)

ANAマイレージを使って家族3人で北海道旅行を敢行。前回日本最西端の与那国島に行ったので次は日本最北端として宗谷岬を目指し、旭山動物園、富良野を巡る。今回は家族旅行なので正統派の旅程設定をしているので、特段のオチはないと思う。


今回の旅マップ

1.新神戸駅(6/23 8:38)→名古屋駅(9:45)東海道新幹線

まず、遠隔地への旅をするにあたってはルート設定が重要。冒頭の稚内・旭川・富良野を巡る場合、稚内から南下するのと、富良野から北上するのが考えられるが、稚内・旭川間は鉄道を利用するとするとダイヤに大きく制限される。特急中心のダイヤ編成とはいえ、本数は2時間に1本程度しかない。車の場合は4時間ほど、夜行バスや夜行列車を利用する場合は稚内・札幌間のルートを検討するほうが時間的に良い。今回はどうしても稚内・旭川間を普通列車で移動したかったので、北上は時間がかなり微妙になったので南下することにした。

ということでまずは稚内空港まで移動することにするのだが、稚内はANA便しか運行していないこと、通年運行しているのは丘珠・千歳・羽田間、夏季は関西・中部・羽田の増便分なので注意が必要。また関西便は夕方の到着となるので、1日目はせいぜい宗谷岬を見るぐらいしかできない。そこで、新幹線で名古屋・中部国際空港を経て稚内へ行くことにした。

時間が許すなら新大阪か京都までは新快速を使って、そこから新幹線に乗った方が運賃は安い。家族旅行なのでやらなかった。

2.名古屋駅(10:02)→中部国際空港駅(10:30)名鉄

名古屋駅から名鉄に乗って空港へ。特急列車。

3.中部国際空港(11:25)→稚内空港(13:25)ANA 395便

少し時間があったので中部空港でのんびりしていると出発時間ぎりぎりになってしまった。案内の人に連れられて急いで飛行機に乗り込む。

いつもなら、移動時間には一杯ということなのだけれど、今回はレンタカーに乗る予定なので飲まなかった。空から富士山が見えた。飛行機は長野・新潟・函館上空を経て稚内へ。

中部国際空港
中部国際空港・展望デッキでのんびりしてたら時間が・・・

4.稚内空港→宗谷岬→クッチャロ湖→サロベツ原野→ノシャップ岬 レンタカー

空港を出ると随分と涼しかった。やっぱり北の方は気温が低い。レンタカーを借りて(6時間)さっそくドライブ。

まずは日本最北端の宗谷岬へ。カーナビに頼ることなく一本道で行けた。岬は少し風があって寒い感じ。13度くらいで、ここ数日は寒い日が続いているとのこと。岬のところでは何やら「宗谷岬〜♪」と演歌っぽいのが繰り返し流れていて、いかにも観光名所という到達記念の証明書が100円で売っていた。流氷があるわけでもなく、曇り空で樺太が見えるわけでもないので「まぁこんなもんか」って感じた。

次に南東へ走ってクッチャロ湖。ここも冬は白鳥がいるとのことだけれど、今の時期は特段なにがいるわけでもないが、大きな湖ということはわかった。

一気に山を越えて西へ。山道はきちんと舗装されているので、走りやすい。サロベツ原野と直線一本道オロロンラインを目指す。このあたりで雲が途切れて晴れてきた。

でもって、最後に稚内の北、ノシャップ岬へ。ここで夕日が見られると良いのだけれど、残念ながら曇り空。天候に恵まれない。

走行距離225キロ、稚内駅前にレンタカーを返して、今日の宿は宗谷パレス(年金基金の補助あったので)。けっこう綺麗で、また食事もおいしかった。温泉があって一気に疲れが取れた。

宗谷岬
宗谷岬・端っこ好きな観光客が多い

クッチャロ湖
クッチャロ湖・どんよりしてた

サロベツ原野(1)
サロベツ原野(1)・一直線に並んだ風力発電

サロベツ原野(2)
サロベツ原野(2)・こんな一本道がオロロンライン

サロベツ原野(3)
サロベツ原野(3)・東側は草原です

5.稚内駅(6/24 10:58)→名寄駅(14:18)、乗換(14:23)→旭川駅(15:49)宗谷本線

今日は終日移動日。列車出発までの時間で稚内の防波堤ドームを回った。付近から利尻島などへのフェリーも出ている。全日空ホテルでコーヒーを飲んでから駅へ。

防波堤ドーム
防波堤ドーム・中は半分トンネル、みたいな

稚内駅
稚内駅・立て看板には「最南端から北へ伸びる線路はここが終点です。」と書かれている。
そうか、ここから遥か鹿児島の西大山駅まで1つの線で結ばれているんだ。
線路は続くよどこまでも〜(でも北海道から鹿児島までだよ〜)

この稚内から旭川までのルートは、以前NHKの番組「列島縦断 鉄道12000キロの旅 〜最長片道切符でゆく42日〜」の起点として乗車した電車。稚内から名寄まではワンマン1両編成の各駅停車、名寄からは快速なよろ8号。とにかく時間のかかるルートなので稚内で駅弁なりを買って普通列車で食べるのが良いと思う。車内販売や買出し時間は無い。名寄までは始発になるので少し早く行けば車両中央の机がある4人席に座れる。名寄の乗換は短時間で既に快速がホームに入っているので人数で行くと纏まって座るのは難しいかも。1時間後に次の快速が出るので時間があるならそれを待つのもあり。

稚内発では、7時台と13時台に特急があり、旭川まで3時間くらいで行ける。ところで、車窓からは殆どが山で、北海道でイメージされる一面の草原や畑は殆どない。ちょっとした牧場は多いが退屈ではある。電化されておらず単線なので途中駅で信号待ちが発生する。すれ違う稚内行きの列車は結構人が乗っていた。

この日、稚内を出る直前に雨が降り出し、移動中はずっと雨が降っていた。旭川あたりでかろうじて止んでくれた。敢えて観光を入れずに列車にしたのが良かったともいえる。今夜はKKR旭川大雪荘に宿泊。やすい。

稚内のキハ54
稚内のキハ54・電化されていないのでディーゼル車1両編成。
個人的にはディーゼル車は乗り心地が良い。

なよろ8号
なよろ8号・快速列車で1両編成。

6.旭山動物園(6/27)

天気はしっかり晴れてくれて、目玉の一つ旭山動物園へ。駅前からバスに乗り30分で到着。月曜日にも拘らず、人は多い。

動物園はむちゃくちゃ広いというわけでもなく、確かに普通の動物園。ただ、ぺんぎん館・あざらし館・ほっきょくぐま館・おらんうーたん館などテーマを絞った建物がいくつかあって、そこではとにかく楽しめるような構造になっていた。動物園というと整然と檻が並んでいて、小難しい解説が添付されていて、うんこ臭いイメージが強い。ここでは、解説はあるものの、手書きのパネル中心で興味があるところだけ拾い読みするだけでよいし、そもそも読んでいる人も少ないように思われた。とにかく動物たちが自由に(≠自然に)寝たり食事をしたりしているのが可愛かったり楽しかったりする。食事時間も掲示してあって、その時刻には人だかりが出来て、飼育員がマイクで解説しながら餌をあげている。一種のイベントになっている。

たぶん、普通の動物園でも行われているような飼育方法だし、食事なのだけれど、ここはとにかく見に来た人がまるで、人気のテレビ番組を見ているかのように楽しそうな顔をしている。それだけ魅せかたが上手い。かわいそうなのだけれど、それほど人気のない動物たちは建物の間のルートや、あまり目立たないところに配置されている。でも動物園なんだからみんな見て回る。ちょっとやりすぎると、いわゆる視聴率主義の低俗な番組になりそうな、ぎりぎりのラインで、「まずは動物(生き物)に興味を持ち親しんで欲しい」という願いが垣間見られたように感じた。

あざらし館
あらざし館・有名?な筒通り抜けのところ。フラッシュ禁止なのにバシバシ焚いてる人がいて管理員が「駄目です」と言っていた。

ほっきょくぐま館
ほっきょくぐま館・いたるところに手作り感あふれる案内があってステキ

7.旭川駅→美瑛・富良野

昼にバスで駅まで戻り、再びレンタカーを借りる(24時間)。今回は旭川から富良野を経由して一泊したのち札幌まで戻る。まずは腹ごしらえに駅から少し北?のらーめん村へ。

旭川から美瑛までは1時間くらい。よくテレビに出てくるような小麦畑やジャガイモ畑が広がる。ケンとメリーの木・セブンスターの木・マイルドセブンの丘などCMで舞台となった自然がある。

次に富良野へ。夕方になってきていたので、簡単に回るだけにして、ファーム富田へ。ラベンダー畑が美しい農園なんだけれど、少し早かったか花が小さい。それでも綺麗に手入れされた花畑は美しい。

6時を過ぎてしまったので急いで宿へ。今日の宿はペンション イング・トマム。トマム駅の近くなのだけれど、富良野からは飛ばしても1時間ほどかかる距離(70キロくらい)。北海道は広大なので距離感がいまいち湧かない。こんなに距離があるとは。でも綺麗なペンションで食事もおいしかった。エゾシカのヒレカツなんて食べたことがなかった。

ケンとメリーの木
ケンとメリーの木・ぽつんと立つポプラ。隣の建物で300円分の買い物をすると、CMの時代の車が見られる。

ファーム富田
ファーム富田・入園無料でどうやって儲けてるのかわかんなかった。土産?

8.トマム→富良野→札幌(6/27)

最終日。昨日回れなかった富良野へ再びもどり、「北の国から」ロケ地と建物を巡る。拾って来た家とか石の家とか。200円で建物に入ることができる。富良野観光協会はよい観光施設を手に入れたもんだと思った。

そこからは大急ぎで札幌へ。レンタカーの返却が14時なのでそれまでに戻らないといけない。高速道路を通って市内へ。これで高速道路・道央道も制覇。市内はえらく渋滞していて北海道は車社会だと痛感。初めてセルフガソリンを入れて(店員に全部教えてもらった)返却。札幌では時計台・大通りを散策。

拾って来た家
あ〜あ〜あああああ〜

石の家
うう〜ううううう〜

9.札幌(15:25)→新千歳空港(16:01)

快速エアポート152号。

札幌
わーい札幌だ(疲)

10.新千歳空港(17:10)→神戸空港(19:05) ANA 406便

新千歳空港でお土産(白い恋人)を買って、飛行機へ。行きと違ってこっちは混んでいたけれど、ちゃんと搭乗口の前で待っていたので間に合った。満席。

空の旅をしつつ、思い返してみると、稚内では天候に恵まれなかったとはいえ、総じてスケジュール通りに移動できたし、夕張市を見るという番外目的は達成できなかったけれど、まぁ見たいもの・乗りたいものは達成できたなぁと思った。次は最東端の納沙布岬・最南端の波照間か!?

行程・旅費のまとめ

月日 時間         便名 費用(3人分)
6月23日 8:38 新神戸 9:45 名古屋 [新幹線]のぞみ2号 (13号車7列ABC席) \20,280
  10:02 名鉄名古屋 10:30 中部国際空港 [特急]名鉄常滑・空港線快速特急(全車指定) \3,600
  11:25 名古屋(中部) 13:25 稚内 [航空路線]ANA 395  
  14:00 稚内空港 20:00 稚内 [自動車]トヨタレンタカー \7,534
            ガソリン 225km \1,947
  20:00 宗谷パレス       TEL:0162-28-1211 \23,577
6月24日 10:58 稚内 14:18 名寄 [普通]宗谷本線  
  14:23 名寄 15:49 旭川 [快速]なよろ8号 \15,750
  18:00 KKR旭川大雪荘       TEL:0166-51-0790 \14,400
6月25日 9:35 旭川駅 10:05 旭山動物園 [バス]42番線 \1,200
6月25日   旭山動物園       入園料 \1,740
6月25日 13:15 旭山動物園 13:45 旭川駅 [バス]42番線 \1,200
  20:00 ペンション イング・トマム       TEL:0167-57-2341 \22,050
             〃 飲み物 \1,550
6月26日   富良野 14:00 札幌 [自動車]レンタカー  
            ガソリン 350km \1,629
            [高速道路]道央道・三笠〜札幌 \1,250
  15:25 札幌   16:01 千歳 [快速]エアポート154号 \3,120
  17:10 札幌(千歳) 19:05 大阪(神戸) [航空路線]ANA 406 \0